大村市社会福祉協議会では、市内の各小学校から依頼を受けて、思いやりや
支えあいの心、笑顔や声かけなどの大切さを学ぶ教育として、福祉体験学習や
福祉学習講話の実施や調整を行っています。
サポーターボランティアさんと一緒に実施してきた、前回報告以降の各小学校の
様子を報告したいと思います。
【9月1日(木) 三城小学校6年生2クラス 福祉学習講話の様子】
車いす体験学習を7月7日(木)におこない、体験後の学習として、福祉学習講話
を車いすで生活されている柏木さんにお願いしました。
三城小学校の体育館は2階にあるため、すぐ近くの「大村市総合福祉センター」
1階大会議室で行われました。
みんなとても熱心に柏木先生の話を聞いていて福祉の学びを深めたようでした。
【9月9日(金) 旭ヶ丘小学校5年生3クラス 車いす体験学習の様子】
みんな初めてで緊張していたのか、車いすを押す時とても慎重に、介助の体験
に取り組みました。
「乗っている人が不安にならないように、声かけがどれだけ大切かが分かった」
「この体験で車いすの便利さがより詳しく知ることができた」などの感想が寄せ
られました。
【9月16日(金) 福重小学校4年生2クラス 車いす体験学習の様子】
「思ったよりも重くて介助で坂道を上るところが難しかった」「乗っている時少し
怖かった」など、たくさんの手が上がり感想を発表してくれました。
体験終了後、みんな元気に校長室まで案内してくれました。
11月9日(水)には柏木先生の福祉学習講話を実施されました。
【11月29日(火) 鈴田小学校4年生1クラス 車いす体験学習の様子】
初めての依頼を受け、鈴田小学校へ車いす体験学習へ行ってきました。
みんなで元気にあいさつをしてスタートしました。
みんな興味津々に車いすについてしっかりと話を聞いて体験してくれました。
発見や気づきもあって良い学習になったようでした。
【12月6日(火) 富の原小学校4年生3クラス 車いす体験学習の様子】
「乗っている時に怖くて緊張した」「介助した時は難しくて大変だなと思った」「点字や
車いすを作った人はやさしい人達だなと思った」「ユニバーサルデザインについて
もっと知りたい」などの感想が寄せられました。
車いす体験学習があった12月6日は「午後は人権集会があって、その前に福祉
について学べて良かった」とのお声をいただきました。
平成28年度は、市内8つの小学校に、9回の体験学習の実施と3回の福
祉講話の調整とお手伝いを行いました。
大村市社会福祉協議会では、福祉についての気づきや理解を深める目
的として、福祉学習を各学校にて訪問し実施しています。
小・中・高校の目的に合わせた内容の学習を共に考えてまいりますので
どうぞお気軽にお問い合わせください。